2013年
8月
20

神話をどう考えるか

宇佐神宮この夏、宇佐神宮、高千穂神社、天岩戸神社、松陰神社、出雲大社、靖国神社をお参りしてきました。そこは日本固有の神話に彩られていました。

しかし、現代の歴史学では、古事記や日本書紀をこの世離れしているとして、あくまでも物語として扱い、歴史から外そうとしています。

その最たるものが、神話を古代人の妄想と切り捨て、確実な証拠のみを歴史として取り扱う“唯物論的歴史観”です。

それで良いのでしょうか。私は、神話の中にある「何か」を汲み取ろうとする精神態度が必要であると思います。神話は何かを「象徴」しており、その「象徴」しているものは何かを考えることこそ、歴史に対する誠実さと言えるでしょう。

 

神話古事記や日本書紀も、1300年前に編纂された重要な歴史書です。この歴史書に正面から向き合おうとしない唯物論的歴史観、その延長線上にある左翼歴史観、そして現代の小中高校の教科書には、重大な欠陥があると思います。

現代の左翼史観、その影響下にある教科書は、歴史に正直ではない。一種のイデオロギーに支配されていると言えます。

もっと素直に、日本の伝統に心開く国民でありたいと思います。

 

 

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