11月
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【かんたん解説】 ウラン濃縮

昨日のブログでは、イランの核問題について書きました。ウラン濃縮について質問がありましたので、かんたんに解説します。

天然ウランには、ウラン238、ウラン235、ウラン234があります。

このうち核分裂を起こすのがウラン235で、天然ウランにおける含有率は0.7%しかありません。このウラン235を濃縮して取り出すことをウラン濃縮と言います。

その際、遠心分離機などを使います。よく遠心分離機を敵対国に輸出してはいけないと言われるのは、ウラン濃縮に使われたら核兵器を作ることができるからです。

そして、3~5%の低濃縮ウランは原発燃料になります。90%以上の高濃縮ウランは核兵器に使用されます。

イランは癌治療用のアイソトープをつくる原子炉で使うためとして、濃縮度19.75%のウランを製造していました。

この20%への濃縮技術は、核兵器となる90%の濃縮技術に近いとされ、軍事転用への恐れが高まります。

先日のイラン核問題合意では、5%の低濃縮ウランのみ認められました20%濃縮ウラン製造を認められなかったのは、すぐに核兵器製造が可能となるからです。

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