6月
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“マイナス金利”は政府倒産への道

6月12日に、幸福実現党の大川隆法総裁が名古屋にて「未来へのイノベーション」という演題で講演を行いました。その中で、マイナス金利に対して鋭い指摘がありましたのでご紹介させていただきます。
政府の経済政策がダッチロールし、マイナス金利で危険水域に達しています。この危険性を多くの国民の皆様に知っていただきたいと思います。

以下、「未来へのイノベーション」よりの抜粋です。全編を幸福の科学の支部にて聞くことができますので、お勧めいたします。

●“マイナス金利”でお金を使わせようとしている政府
政府は「ゼロ金利の時代にお金を借りる人のほうが賢くて、お金を使わないというのは賢くない」ということを流行らそうとしているように見えます。ただ、民間の動きは非常に鈍いです。これが現政権の悩みの一つではあります。

●安倍首相は“マイナス金利”の意味を知らないのでは
しかし、言っておきたいことがあります。このぐらい低い金利だと、いろんな事業がいくらでもできそうに思えますが、現実に、国民が動かないでいるのは、そのような思惑通りにならないことを知っているからでしょう。
ある新聞で「安倍さんは『ゼロ金利の時代です。しっかりお金を借りて、設備投資をして発展させてください』と演説していますが、安倍さんはマイナス金利の時代に入っているのを知らないのではないか」という記事がありました。その通りです。

●“マイナス金利”で国債を買ったら財産が減る
日銀は公式にマイナス金利と言っておりますし、現実に日本国債の金利はマイナスです。それは自分がお金を出して日本国債を買って、長期間、保有していたら財産が減るということを意味します。これで国債を買う人が本当にいるでしょうか。「財産が減るのが確実に分かっていて、自分が貯めたお金を国債に換える人が本当にいるだろうか」という素朴な疑問はあります。デフレから景気回復して発展すると思っているアベノミクスは、実に危険なところ来ているのでないかと思います。単純な話、一億円で、五年もの十年ものの国債を買ったとします。五年たったら、そこから何百万かは確実に減るといのであれば、皆さんは国債を買い続けるでしょうか。国民は、当然、国債からお金を引き揚げて、自宅の金庫にお金隠すか、畳の下に隠すかをやり始めるでしょう。もし他の銀行もマイナスになってきたら、もう預けられませんから。

●“マイナス金利”はお金を持っている人に罰金をかけるようなもの
要するに、ハッキリ言えば、お金を持っている人に罰金かけようとしているのと同じなのです。すなわち「お金を持っていたら罰金かけるので、それを消費に使いなさい」と政府が強制しているわけです。「お金を持って(国債などに)投資するような人は悪人だから、こいつに罰金かけないといけない。今すぐ使え!即使うのだ!」ということを政府がやっているわけです。この「罰金金利」とも言えるマイナス金利をかけたら、みんな使うに違いないと思って、それで「景気がよくなる」と言っているのです。少し甘いのではないかと思います。

●リスやアリでもリスク回避をする
リスやアリでも、やはり将来のために蓄えをします。お金が目減りしていくのなら、何か別のことを考えるわけです。リスだって、クルミを溜めてもいいけど、それが一定の割合でクルミが腐っていくのが分かっていれば、その分を余分に計算しなければならなくなるわけです。アリだって、砂糖を運んできても、その砂糖が傷んでくるのがどの程度かが分かっていれば、その分を計算して、生き残るためにはどのぐらい要るかを考えます。人間だって一緒です。預けて運用したら絶対損をすることが分かっているのに、買い続ける国民がどれだけいるかということを考えると、これ非常に危険です

●安倍首相は日本発の世界恐慌を潜在的に恐れている
安倍首相は、一千兆円以上の財政赤字で、日本発の世界恐慌が起きるのではないかと、本当は怖くてしょうがないのではないでしょうか。だから、G7で「リーマン・ショック級の混乱がまた起きるかもしれないから、各国が足並み揃えて、財政出動しようじゃないか」と提案しましたが、他国の首脳は全然乗ってきませんでした。実は、日本が財政赤字でぶっ潰れたらどうなるかということを、本能的に何か怖がっているのではないかと思われるのです。

●国債を買う人がいなくなれば政府は倒産
マイナス金利で国債に投資したら、罰金を取られて損をしていくのだったら、この日本の国債は危ないです。皆様、ずうっと買い続けますか。何か売り払われそうです。そしたらどうなるでしょう。それは、政府は借金しないと運営ができないようになっているのに、その借金を貸してくれるところがなくなるということを意味します。これが意味することは政府の倒産です。本当に来ようとしています。ですから、今、選挙のスローガンで「アベノミクスをさらに加速させるか。それとも、後退させるか。これが争点だ」と安倍首相は言っていますが、どっちも怖いのです。とにかく何もしないで、健全な判断ができる方にしていただきたいというのが私の本音です。

●消費税増税で失敗したアベノミクス
日銀でマイナス金利を始めましたが、安倍首相は「本当は意味が分かっていないのではないか」と思える節があるのです。「他の人が言っているから、そうなのだろう」と思っているのでしょう。もともとのアベノミクスの姿勢は合っていたのです。金融緩和、財政出動、成長戦略。この三つで日本経済を発展させられるというのは、「幸福実現党」が提言していた政策で、安倍さんが首相になってからご採用になった政策なのです。その中で「消費税上げしたら駄目になる」ということも、はっきりと繰り返し繰り返し言っていました。「異なる方向にあるものを同時にやったらこれ潰れます」「この作戦は潰れて失敗する」と申し上げていたのに消費税を増税してしまって、私が言っていることが「全く外れない」ということを証明してくださいました

●投資をすると損をするシステムが出来上がろうとしている
要するにお金を持っている人が、それをもっと大きくしようとして投資すると損するようなシステムを、今つくろうとしています。デフレの時代は、お金を持っている方が有利なのです。先行き物が安くなっていくので、「今年、一千万の高級車買おうか」と思っても、「来年はこの一千万の高級車が九百五十万になる」と思ったら買いません。そういうことで物が売れない。これがデフレの時代なのです。だから、経済観念のある人ほど、お金を使わなくなるのです。このような人に消費させようとしているわけですから、実に難しいです。

●政府ではなく、普通の経済センスを持った人を信じよう
ことわざに「馬を川まで引っ張ってくることはできるけども、強制的に水を飲ますことはできない」というものがありますが、まさしくその通りです。
これから、お上である政府が、あまり信用できなくなるので、やはり真っ当な経済的観念を持った人間のセンスや本能を大事にしてください。こちらのほうを信じたほうがいいでしょう。

 

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