2013年
12月
01

韓国はなぜ反日なのか

幸福実現党では、正しい歴史認識を日本に確立し、「大川談話」を国是とすべく「日本の誇りを取り戻す」キャンペーンを行います。これから「『河野談話』の白紙撤回を求める署名」を行いますので、ご協力をお願いします。

さて、現在、アメリカ各地で、韓国系団体によって慰安婦の碑や像の建立が続いています。なぜ、そこまでして、韓国は事実ではない「従軍慰安婦」問題を騒ぎ立て、日本を敵視し、貶めようとするのかという疑問をお持ちの方も多いと思います。そして、朴大統領は、中国と仲良くしようとしています。

中国共産党一党独裁で自由が阻害され、人権を蔑ろにしています。韓国は、日本やアメリカと同様に、自由と民主主義を大切にする国家です。「どちらの陣営につけば幸福になるかは一目瞭然ではないか」と、普通に考えれば選択の余地はないように見えるのですが。

今の朴大統領は、日本を毛嫌いし、中国にすり寄り、アメリカとの同盟を必要と感じながらも、一定の距離を置きたいという複雑な感情を持っているようです。

なぜか。最新版のNewsweek誌に参考になる韓国の分析が記事になっていました。

それによると、以下のような論点が見て取れます。

  1. 歴史的な中国への親近感。中国の歴代王朝は、小国だからといって朝鮮王国に威圧的な態度を取らなかった。明朝などは、豊臣秀吉の軍勢を撃退するのに力を貸してくれた。
  2. 中国は韓国の最大の輸出先。直接投資の額も巨大。日米の露骨な反中同盟に巻き込まれる事態は避けたい。
  3. 中国は北朝鮮の唯一の後見人。南北統一のために反中同盟の一員と見なされたくない。反中同盟の一員と見なされたら、南北統一が吹き飛んでしまう。
  4. 日本に対する歴史的な憎悪など。
  5. 朝鮮民族としての強いプライド。
  6. 韓国人は北朝鮮の「北朝鮮こそ、朝鮮民族の守護者だ。自分たちは朝鮮民族の代表として、中国にもアメリカにも日本にも断固たる態度を取っているが、韓国はアメリカに従属している」と言う主張に共感してしまう。

いろいろと他にも参考になるところがありましたが、韓国の人たちの劣等感、その補償作用としての異常なプライドが複雑に入り交じり、強烈な民族愛に転化しなければ生きていけない精神構造があるように思いました。また、大国(日本、中国、ロシア、アメリカ)に囲まれて、なんとか独立を維持しようとする小国の悲哀を感じます。

そして、N誌は最後に「韓国は『鯨の中の小エビ』に過ぎない。その取り巻く状況が大きく変わるとは思えない。経済は発展したので日米主導の中国敵視路線に抵抗することができるという思いがあるが、北朝鮮との関係でアメリカとの同盟を維持する限り、この状況から逃れることはできない」と結論づけています。

韓国人たちの複雑な感情はわかりますが、だからと言って、「従軍慰安婦」なる嘘を世界に広げ、日本を貶めることを容認するわけにはいきません

マキャベリも「どっちつかずの日和見主義が国を滅ぼす」というようなことを言っていましたが、「自由民主主義陣営にはっきりと軸足を固定することこそ、韓国の国民の幸福につながる」と、韓国の為政者は命を懸けて訴えるべきです。感情で国を滅ぼしてはいけません

韓国の人々が真実に目覚めるべく、韓国人のためにも日本ではしっかりと「署名活動」をすすめてまいりましょう

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