2018年
5月
28

【コラム】金正恩氏の慌てぶり―昭和天皇の高貴な精神に学べるか

トランプ大統領の米朝会談中止宣言で、金正恩氏の焦り、動揺、慌てぶりが際立っています。もう少し胆力があると思っていましたが、情けない独裁者と映ってしまいます。

金氏の様子を見て、太平洋戦争終戦時の昭和天皇の逸話を思い出します。
日本に乗り込んできたマッカーサーに対して「戦争に関する一切の責任はこの私にある。私の命においてすべてが行なわれた。日本にはただ一人の戦犯もいない。絞首刑はもちろんのこと、いかなる極刑に処されても、いつでも応ずるだけの覚悟がある」「しかしながら、罪なき8000万の国民が住むに家なく着るに衣なく、食べるに食なき姿において、まさに深憂に耐えんものがある。国民たちの衣食住の点のみにご高配を望む」と、自らの命と引き換えに、国民を守ろうとしました。

金氏も飢えた国民を助けるために、自らの命を顧みずに、核兵器を放棄し、国を民主化し、自由な国へと変えることができれば、歴史に残る為政者となれるのですが、無理でしょうね。ならばトランプ大統領によって、外科手術するしか道はなくなります。

 

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