2013年
12月
03

特定秘密保護法案は必要

特定秘密保護法案に対して、左翼メディアの攻撃が激しくなってきています。朝日新聞は「異議あり、特定秘密保護法案」として、日々、有識者やタレントなどを動員して論陣を張っています。

安倍政権は、参院でも数を頼みに法案を通すのではないかと思いますが、法案通過後も左翼陣営からの攻撃が止まない可能性があります。今後、政局のきっかけになることもあり得るので、幸福実現党としてもプレスリリースを出して、「この法案は通すべきだ」と発信しました

http://info.hr-party.jp/press-release/2013/2527/

(左翼)マスコミは「報道の自由」「知る権利」が大切だとして法案に反対しています。推進派は、近隣諸国の脅威から日本をしっかりと守る必要があると考えています。どちらの視点がより重要かということが考え方のポイントになります

実際、中国は防空識別圏を強引に設定し、日本に脅しをかけてきています。北朝鮮は核ミサイルを開発し、日本を敵性国家と見ています。この危機感、緊張感の有無が、特定秘密保護法案の賛否を分けているのでしょう

私たち幸福実現党は、日本を取り巻く環境は厳しいと感じています。ですから、早急に憲法9条を改正し、集団的自衛権を認めなければならないのです。それができないならば、最低限、日本版NSCを成立させ、特定秘密保護法案を通すことは、悪くないと思っています。

日本の体制が強化できれば、アメリカから大量の軍事情報の提供を受けることができます。それで日米の連携が緊密になり、軍事フォーメーションにも機能的になっていきます。すなわち抑止力が向上するのです。

ところが、実際は、国家機密が中国などに漏洩されていると聞きます。また日本は盗聴に対しても警戒心が薄いと言えます。まさにスパイ天国、日本

マスコミも「報道の自由」などと高尚なことを述べていますが、日本の国益を無視し、中国にご注進するようなこともしています

やはり、日本の国を売る人たちは、許してはならないのです。

もちろん、私たちも「報道の自由」や「知る権利」は大切だと考えていますが、日本を取り巻く危険な状況から、特定秘密保護法案が必要であると言えるでしょう。

ただし、法案の持って行き方や、説明不足に対しては、安倍政権にもう一段の努力が必要であるとも思っています。

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