5月
12

オバマ大統領広島訪問の国防への影響

伊勢志摩サミットの際、オバマ大統領が広島を訪問することが決定し、賑やかに報道されています。オバマ大統領の広島訪問は、アメリカが終戦時に原爆を投下したことが正しかったのかどうかを考える機会になる可能性はあります。しかし、マスコミ報道のような期待ばかりではありません。功罪両面をしっかりと見据えなければならないでしょう。
5月11日に行われた大阪城ホールでの講演会で、幸福実現党の大川隆法総裁が、オバマ大統領広島訪問における国防への影響を述べました。その部分について、以下のようにまとめました。ぜひ、ご一読ください。

「オバマ大統領の広島訪問について報道されています。某クオリティー紙でも『伊勢志摩サミットの際、オバマ大統領が広島を訪問し、核を無くすような話をする』と大々的に報じられていました。世界から核が無くなるのなら、世界は平和になるし、そうなって欲しいと心から願っています。
しかし、少しイマジネーションを働かしたら次のようになると思われます。オバマ大統領が伊勢志摩サミットへ行って、伊勢神宮の鳥居をくぐり、次に広島を訪問し、謝罪まではしないにしても、お参りはするでしょう。そして『核兵器を世界から廃絶しよう』とアメリカが非核宣言し、『日本も核武装は絶対できないようにしましょう』と、日本と誓い合うことになると思います。その結果『今後、アメリカの核の傘はなくなり、アメリカが核を使って友邦国を守るということはなくなります』ということを世界に発信することになります。
そうすると、現在問題になっている北朝鮮の原爆や水爆、あるいは核弾頭、潜水艦によるミサイルの発射実験、移動式のムスダンの発射実験などは、今後も続いていくと思われますが、これに対して、アメリカは『もう核は使わない』ということになります。ということはそれに関して日本も守らないということになるのです。中国に対しても『中国がどのように核武装をしても、アメリカは今後核廃絶で使わない方向に行きます。世界の皆さんも見習って下さい』というメッセージを送ることになります。しかし、北朝鮮や中国は見習わないと思います。話し合って分かる相手と分からない相手がいるのです。話し合いで『なるべくこうしましょう』と言って分かる相手もいます。しかし、話が通じない相手もいるのです。これを知らなければなりません。
非常に言いにくいことではありますが、オバマ大統領がそのように動いて下さることは有難いのですが、日本の左翼系マスコミが期待しているような効果とはまったく反対の結果が出てくると思います。それは、今の中国・北朝鮮という核装備を強大化している国にとっては、逆に『アメリカが決定的に衰退、あるいは孤立主義の方へ向かおうとしている』というシグナルに映るはずです。ですから、単純にオバマ大統領の広島訪問を喜んでいると、とんでもないことになります

 

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