昨日から仙台正心館に行かせていただいておりましたので、「聖なる時間」瞑想法研修を受講させていただきました。
2時間ほどの研修で、とても手頃です。
忙しく動き回っておりましたので、静かな時間が必要と感じておりました。経文が素晴らしく、神仏の愛を素直に受けることができます。「私たち人間の活動のエネルギーがどこから来ているのか」「人間は何のために生き、何をすべきなのか」という原点を感じることができる研修でした。政治を志す者として、北極星を見失っては元も子もありません。このような機会がいただけたことを感謝いたします。
「(瞑想などで体験する)小恍惚感は、過去、禅などでいわれた悟りの感覚に近いものです。そして不思議なことに、こうした恍惚感、幸福感というものを得た人は、なぜか、それから後に、他の人々のために生きようと思うことが多いという事実があるのです。これは歴史的にそうなのです。そうした至福のときを持った人は、なぜか、多くの人々のために生きたいという気持ちが強くなるのです。おそらく、その瞬間に大宇宙と一体となって、自分が大いなるものから愛されているという気持ちが、その幸福感覚が、身体全体に満ちたために、その幸せな感覚を他の人々にも分け与えたいと思うようになるのだ、と私は解釈しています。真に幸福になったことのある人間は、その感覚を少しでも多くの人におすそ分けしたくなる、そういう思いになるものだと感じるのです」(『平静心』より)