本日、幸福実現党の大川隆法総裁によって「未来への扉」と題して講演会が、パシフィコ横浜で行われました。
総裁より様々なテーマの話がなされましたが、その中で、私が政治論点で印象に残ったところを簡単に紹介いたします。
日本や世界が堕落せず、発展繁栄するために注意すべき考え方です。国民の皆様に、このような考え方を持っていただければ、幸福が増進すると確信いたします。
「未来への扉」より抜粋
- 「大きな政府が行う政策などに頼ろう」という気持ちは持たないほうがよい。国民の最低賃金を政府が上げなければいけないような国は、ろくな国ではない。これはすでに自由が死んだ国であるし、資本主義の精神は死にかかっていると見たほうがよい。民主主義も輝きを失いつつある時代に入っている。
- 大衆民主主義の良いところは、基本的人権が守られるところ。しかし、その基本的人権を守ろうとしているうちに、だんだん全体が貧しくなっていっている。この流れに、なかなか歯止めがかからない状態になっている。
- 超低金利、マイナス金利などで、お金を持っていても利子を生まないような時代になっている。ただ、お金に利子がつかないからといって、それをじゃんじゃん消費さえすればいいという発想には気を付けなければならない。やはり、必要なものかどうかをよく見極めなければならない。そのような音頭に踊らされて、ただただ個人や会社でお金を使ってばかりいたら、それは本当に最後になる。
- この国は民進党であれ自民党であれ、次第に北欧型の福祉国家の方へと流そうとしている。しかし、日本は北欧型福祉国家を目指すような国ではない。日本は、国際競争力をつけ、教育力をつけ、さらに政治的オピニオン、経済的オピニオンを出して、世界を引っ張っていく力を持つことが望まれている。
- 個人や全体が堕落の方向にならないようにしなければならない。しっかり働いて、それで得た貴重なお金を、自分の将来にとって大事なことや、あるいは世の中の未来のために大事なことに、重点を絞って使っていくという考え方を大切にしていただきたい。
- 「人々を堕落させ、あるいは人類を堕落させる思想には、簡単に乗るな」ということを申し上げておきたい。