2017年
6月
26

都民ファーストの会の躍進を許せば「小池都知事の独裁」を招く

 小池都知事は今までの議会をボスの顔色を窺う「忖度政治」だと批判しています。しかし、都民ファーストの会は、小池都知事が豊洲と築地を併用するプランを発表する前は、この問題について「知事の立場を尊重します」としか公約していません(※現在は小池の豊洲・築地併用案を掲載)。つまり、この党は、自分で判断せず、都知事に従うだけの「小池チルドレン」の集まりと言えるのです。

 また、都民ファーストの会は、知事に議会で議員への質問を可能とする「反問権」を与えようとしています。こうした都民ファーストの会の姿勢では、知事の判断をチェックする議会の役割を果たせません。この会が議会の多数を占めたら、今度は小池都知事の顔色だけを窺う「忖度政治」が始まる恐れが極めて高いでしょう。その先にあるのは、小池独裁都政です。

 自民党による「ブラックボックスの都政」も、都民ファーストの会による小池ファースト・小池第一の都政」も、都民不在の政治であることに違いはありません。

 

「幸福実現党政務調査会ニューズレター」より

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