北海道の地震で、大規模停電が起きました。
震源地から100km以上離れた泊原発は震度2で、地震の影響はほぼありませんでした。
この泊原発が再稼働していたら、今回の大規模停電は起きなかったという指摘があります。
なぜ、泊原発は動いていなかったのでしょうか。
それは、原子力規制委員会が新規制基準への適合性を認めていないからです。泊原発は「世界最高の安全対策」をしているにもかかわらずです。
北海道電力は、なんと5年前に原子力規制委員会に認可の申請を出しています。しかし、13万年前の断層を巡って、科学的根拠に乏しい議論を延々としていて、結論を出せずにいます。
繰り返しますが、専門家によると、泊原発は「国際的な基準」をクリアしており、もっと言えば、「世界最高の安全対策」をしています。
誤解を恐れずに言うと、今回の大規模停電は、泊原発再稼働を5年間も放置していた原子力規制委員会に原因があり、その状況を大所高所から指導できずにいる自公政権に責任があります。言ってみれば人災と言ってもよいのではないでしょうか。
この地震をきっかけに、全国の原発再稼働の機運が出てくることを願っています。