長崎県の五島列島にある新上五島町で、これからの活動の在り方を詳細に詰めました。ハードな活動が予想されますが、未来が明るく感じられ、楽しみな地域です。
坂本龍馬ゆかりの広場—ワイル・ウエフ号が遭難した潮合崎を望む地。
坂本龍馬が長崎のグラバーから購入した練習船ワイル・ウエフ号は、潮合崎で大暴風雨にあって遭難しました。知らせを聞いた龍馬は「寺田屋事件」で受けた傷を鹿児島にて療養中でしたが、この地に駆けつけ村役に慰霊碑建立を依頼したといわれています。
頭ヶ島天主堂
1軒をのぞいて皆キリシタンだったという頭ヶ島。五島崩れの時、信徒は牢から全員逃げ出して島を離れ、迫害が終わってからこの地に戻ってきました。頭ヶ島天主堂は、鉄川与助の設計施工によって建設され、近くの石を切り出して、1917年に完成し、2年後の1919年にコンパス司教により祝別・献堂されました。2001年に国指定重要文化財、更に世界遺産暫定リストに掲載された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を構成する教会のひとつです。