6月14日、グランキューブ大阪にて幸福実現党の大川隆法総裁による講演会が行われました。その中で、香港の大規模デモについて「自由を護るために応援すべき」という発信がなされました。とても重要な論点なので、その一部を抜粋にて紹介いたします。
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(香港の「逃亡犯条例」に対する大規模デモに対して)日本政府は他人事のような対応をしています。何もかかわりたくないという感じです。おそらく、6月末に大阪で開かれるG20や、来年明けに中国の習近平主席を国賓待遇でお迎えしようとする件があって、下手なことを言って非難されることを恐れているのだと思われます。
ずるいのは野党の方です。選挙で勝つことだけを考えています。野党は憲法改正反対とか、日本が戦争にかかわるようなことを反対するようなことを言っているので、かかわりたくないのでしょう。
公明党も中国との国交回復のときに根回ししたということが一番の自慢ですから、中国について悪いことは何も言いたくないのです。
香港の戦いは、香港での言論の自由、あるいは投票の自由、政治活動の自由、表現の自由、報道の自由、こういうあらゆる自由権、人権に基づく自由権を制約する第一歩、第二歩であることは間違いありません。
香港から自由がなくなったら、次は台湾に来ると思います。台湾が落ちたら、いよいよ尖閣から沖縄に来ます。ですから、これは日本の将来を考えた上でも、真剣に考えなければいけないことなのです。
(中国の共産党政権のように)人々に危害を加えることができる権力を持っている者は、公平な立場から批判を受ける責任があると思います。そのために、実際に刀や実弾を使っての戦いではない形で選挙というものが行われていて、それで民意を確かめるというのが民主主義であろうと思うのです。
幸福実現党の創立者として、「(香港の)自由を護るために応援したい」と思っています。
(中国は)あれだけの大国になって基本的人権というのを理解していないというのは、やはり許しがたいことです。勉強すべきです。その程度のことを勉強しないで、いまだに封建時代をやっているのは許しがたいことです。
以上