4月に消費税を5%から8%に増税したことで、4月~6月のGDPは、駆け込み需要の反動減もあって前期比年率7.1%のマイナスとなりました。
これは東日本大震災のときよりも悪い状況です。
さらに7月~9月も年率換算1.6%減となり、予想よりもかなり悪くなっています。
政府は「天候が悪かった」とうそぶいていますが、冗談ではありません。
消費税1%の増税で、約2.7兆円のお金が政府に吸い取られます。3%ですから約8兆円が、民間から無くなることになります。
反動減はいずれおさまりますが、この8兆円は未来永劫、政府に吸い取られ続けるのです。
つまり、皆様のお財布にある使えるお金が、毎年8兆円も無くなり続けるのです。(さらに2%上げたら、大変なことになります)
また、4月の増税にあたって、政府は補正予算として5.5兆円をばら撒いています。
「ばら撒くぐらいなら、増税なんかするな」ですよね。
とにかく、消費増税は、ボディブローのように日本経済に深い傷を残します。