1月30日(金)、山口県山口市にある「夢のみずうみ村」山口デイサービスセンターを訪問しました。
「夢のみずうみ村」は、介護保険で要介護・要支援の認定を受けられた方が対象のデイサービスなのですが、メディアにも多数取り上げられるほどのユニークな介護施設です。以前には、代表の藤原茂氏がNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」でも紹介されています。
特徴は「できることは極力自分でやっていただく」という方針の下、自己選択自己決定方式を取っていることです。
普通の介護施設では、「お世話をして差し上げなければ、その方は何もできないだろう」という思い込みがあるとのこと。しかしそれでは、せっかくのリハビリチャンスまで奪ってしまいかねないようです。
「できる能力」を真綿で首をしめるように徐々に奪ってしまうという、恐ろしい行為とまで言い切っています。
つまり「至れり尽くせりは、主体性を奪う」ということです。これが結構難しいようです。ついつい手を出してしまいそうな時でも、じっと見守ります。
その甲斐あって、リハビリが進み、社会復帰される方も多くおられます。
施設内は、できるだけ社会復帰してもらうための仕掛けが多数あるのです。
それが施設の玄関に「人生の現役養成道場」と掲げられている意味と感じられました。
実際に、視察させていただいて、幸福実現党の理念に近い活動をされていて、とても参考になりました。
人間の強さを信じる介護の方法は、人間を幸福に導くものとなると確信しました。本当にありがとうございまいた。