韓国の慰安婦関連の行動が、常軌を逸してきています。
11日に韓国の女性家族省は、「元慰安婦記念日」制定を目指す方針を明らかにしました。元慰安婦と称する者が1991年に初めて名乗り出た「8月14日」を記念日にしようとしているとのこと。
さらに、同省は元慰安婦の証言などを英訳出版して、世界的に流通させた上でユネスコの「世界記憶遺産」に登録されるように作業を進めることを表明しました。
忌々しき事態です。
従軍慰安婦問題は、1982年に吉田某という者が捏造本を出版して始まった虚構です。また、慰安婦問題は、世界中に存在する人類の悲しい歴史の一部であり、日本だけが糾弾される性質のことではありません。
韓国は虚構の歴史を世界に告口し、日本の名誉を不当に傷つけています。その結果、中国にすり寄って、自国の存在を危うくしていることがわかっているのでしょうか。
このようなとき、韓国野党の招きで村山富市元首相が訪韓し、ソウルの国会議員会館で元慰安婦と面談しました。情けない限りです。
日本は官民が連携して、従軍慰安婦問題の虚構を世界に説明しなければ取り返しのつかないことになります。
しかし、日本の一部のマスコミは、韓国や中国の主張に合わせるような報道をして「公正中立」などと自称しています。これが「公正中立」なのでしょうか。
中国や韓国、北朝鮮の暴挙を的確に批判できないようでは、「公正中立」の報道をしているとは言えません。
決して、東京裁判史観に毒された報道が「公正中立」ではないのです。