宮崎県にある高千穂神社で、幸福実現党の釈党首とともに、後藤宮司の話を伺いました。とても良い話だったので、一部紹介いたします。
宮司によると、3、4年前から若い女性の神社への参拝が増えているそうです。宮司の分析では「民主党政権時代に、日本のアイデンティティに危機感を感じ、日本のルーツを探究する精神が復活した」とのこと。民主党政権は良くないことばかりでしたが、日本国民に危機感を植え付け、信仰心を高めた効果があったのかもしれません。
宮司は「歴史(神話)を否定する人は無神論者。彼らは神聖なものを感じる力もない」と言い切っていました。
「戦後の歴史研究は神話に否定的であったが、最近は神話が本当であったような証拠が数多く発見され、神話の逆証明のような現象が起こっている」とのことです。
さらに「ソクラテスは『神話を否定することは体力が必要で、とても難しいし、幸せにならない』と言っている。神話は肯定的に見ることは、人間の幸せに必要だ」と含蓄のあることも話されました。
そして、中国、韓国の歴史認識問題にも言及。「歴史を、中国はプロパガンダ、韓国はファンタジー、日本はヒストリーとしてとらえている」と正鵠を射た発言をされ、皆で共感しました。
また、「日本神道には『美』という徳目がある。ゆえに、日本民族には『美しく立派に死ぬ』という美徳があって、これは中国、韓国、欧米の人々には解らないだろう。だから特攻隊には美しさがあり、明らかにテロとは違う。この『美』という徳目からして、旧日本軍が『南京大虐殺』や『従軍慰安婦強制連行』などをするような野蛮な軍隊であったわけがない。旧日本軍は世界最高のモラルを持った軍隊であった」と述べられました。
このように、とても実りある話ができました。感謝いたします。
昨年は、伊勢神宮に1400万の人々が参拝されました。日本において、信仰心の復権が始まっているようです。
戦後、GHQによる東京裁判史観によって、「日本の良さ」を否定してきましたが、最近になって「歴史観の見直しが必要ではないか」という声が大きくなってきました。これは一部メディアが言っているような、軍国主義化の動きとは違います。戦後の歴史教育に「偽りがあるのではないか」という根源的な問題提起が為されている普遍的な現象と捉えるべきです。
真実の歴史は強いものです。左翼メディアのステレオタイプ的な批判こそ、時代遅れになるでしょう。