南シナ海で中国とベトナムの船が衝突したニュースが駆け巡っています。原因は中国が西沙諸島付近の海で石油掘削を始めたからです。
映像を見る限り、中国船(中国海警)がベトナム艦船に執拗に衝突し、その後に放水という強硬手段に出ています。ベトナム当局によると、ベトナム側船員6名が負傷したとのことです。
原因は中国が一方的に掘削実施を宣言、半径約4.8キロ以内に外国船の侵入を禁止すると通告したことにあるようです。当然、ベトナムは自国の排他的経済水域であるので、中国の掘削施設建設を阻止するために軍艦など30隻以上を派遣。それに対し、中国はそれ以上の艦船を繰り出し、今回の暴挙に出た模様。
ベトナムも強気で「中国船が体当たりをやめなければ、報復する」と当局が述べたと言います。
一方で、フィリピンが南沙諸島近海で中国漁船を拿捕するという強硬路線に出ました。
ベトナム、フィリピンともに国益と威信をかけて、ギリギリの戦いを行っています。中国の力による暴挙に対して、もうそろそろ歯止めをかけなければならないと思います。
日本では集団的自衛権を認めるかどうかで、もたもたしていますが、東アジア、東南アジアの対中国対策を考えたならば、答えは明らかです。早く集団的自衛権を、当然の権利として認めなくてはなりません。
左翼や公明党の党利党略で、日本の国益、そして国民の幸福を犠牲にしてはなりません。自民党は政権与党としてしっかりしろと言いたい。
早く幸福実現党の提言するレベルまで国防を整備しなければなりません。